1 プロローグ
今年の夏は、暑くなるぞ!
ギリシャの停電は、日本を更に暑くする。オリンピックも暑くする。
しばし、頭を冷やすために、夏休みの宿題の危機管理「地上大作戦」の世界に行きましょう。
今回は、前回の情報戦に引き続き、指揮・連絡戦についてです。
2 指揮・連絡戦の真髄
指揮・連絡と聞いて、何を連想しますか?
オーケストラの指揮者?・・・その通りです。まさに様々な楽器(兵器)が最大限その音色を奏でられる様、指揮者は楽譜
(作戦計画)に従い、聴衆を魅了すべき指揮棒を振るいます。
軍事的には、C2I →C3I →C4I2 の略称で表される変遷が示すように情報・コンピュータの分野と融合しつつ
日進月歩で進歩してきました。最近では、やや専門的になりますが小泉政権と同じく"RMA"といわれる軍事大改革が行われています。
このうち、最初のC3が、指揮・統制・連絡です。そしてコンピュータです。
コンピュータに関わる「サイバー戦」は、今世界中の注目の的です。
古き時代、徳川家康のごとく、狸爺と言われるくらい、人心操縦術の優れた武将はいなかったと言われます。
その裏には、放った忍者から敵の動向をいち早く察知し、的確な判断とネットワークを使って武力を発揮したC4I2の先駆者と考えられます。
近年のデジタルネットワーク情報は、社会、職場、家庭の中で24時間フル稼働で世界中を光速?で行き交っています。
「ネットワークとコンピュータを制覇するものが、世界を制覇する」と言われる所以です。
指揮・連絡戦は、前回話題の情報戦との結びつきが極めて高いことがおわかりになったと思います。
3 指揮・連絡戦の危機
指揮・連絡戦の王者でもあります怪獣名は、「ザ・デザスター」の登場です。
コンピュータ社会は、便利なようで実にもろい側面を有しています。ご存じのように、自分で作っていた年賀状のデータを一瞬のうちになくしてしまったとか・・・日常的にそのはかなさを実感できます。ザ・デザスターは、ありとあらゆる手段を用いて、我々を攻撃します。
サイバーアタックです。
兵器は、口から火を噴く「DOS攻撃(サービス拒否攻撃)」、黙って時限爆弾をセットする「トロイの木馬」攻撃、他の怪獣を利用した「踏み台攻撃」等様々なサイバー兵器でかなり陰険に攻撃します。
人間社会も、見えない怪獣からの攻撃に反撃したいとことですが、闇雲に兵器を打って両者相撃ちと言うわけにはいきません。
精々、攻撃を無能化し、被害を最小限にすることが最大の対策です。
4 指揮・連絡戦の王道
サイバー戦に関わらず、指揮活動を確保することは、危機管理上、最も重要なことです。
作戦は、オーケストラのごとく指揮棒を振る指揮官によって達成されるからです。
昔から作戦本部は、昔の城郭、近代の地下壕等最も重要で堅固な場所に作られます。
危機管理対策においても、先ず初動においては、指揮・連絡容易で、安心できる防災拠点を設定する必要があります。
地震国日本では、地盤・建物堅固で指揮連絡手段が十分確保され、勤務者が容易にアクセスし、使用できることが必要です。
災害対策本部の看板をかければ、良いというものではありません。
危機管理は、平時の延長ではなく、有事の対応です。
考え方を変えなければなりません。
5 もっと言えば
指揮・連絡戦は、お互いの意志と能力の戦いでもあります。
自然怪獣、サイバー怪獣、テロ怪獣と多くの怪獣がわれわれを狙っています。
これに対するに最も重要で、本質的なことは、負けないという強い意志を持つことです。
危機予防手段を十分講じて、いざというときもパニックに陥らず、健全な体力・気力を保持・継続して、対策本部活動を全うすることが重要です。
そのためには、弊社の提案する訓練を十分行って、意志と能力の向上により危機に備えることが重要です。
・・・・次回を楽しみに・・・・
格言・・・・" 危機はそこまでやって来ている!"
質問が有りましたら岩崎まで(ik-iwasaki@dpsol.co.jp)
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